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世界のおいしいドーナツをご紹介!

突然ですが、ドーナツって、おいしいですよね!

世界には様々な種類のドーナツがあります。

今回はそちらを紹介していきたいと思います。

 

①サーターアンダギー(日本・沖縄)

②チュロス(スペイン)

③マラサダ(アメリカ・ハワイ)

④ベルリーナー(ドイツ)

⑤ベニエ(フランス)

⑥ポンチキ(ポーランド)

 

 

①サーターアンダーギー(日本・沖縄)

 

サーターアンダーギーは小麦粉や卵、砂糖などを混ぜて油で揚げた沖縄の郷土菓子です。

揚げると生地が割れてチューリップの花のような形になり、外はカリッとして中はモチモチとした食感です。

首里の言葉で、サーターは砂糖、アンダーギーはアンダ(油)+アギ(揚げ)+語尾を伸ばすことで「油で揚げたもの」という意味になるそうです。

縁起の良い菓子とされ、結婚式など祝い事でも振る舞われるドーナツです。

 

参考:Wikipedia「サーターアンダーギー」

 

②チュロス(スペイン/ポルトガル)

 

チュロスは小麦粉や水、砂糖、塩などを混ぜた生地を星型の絞り器などで絞って、油で揚げたスペイン発祥の揚げ菓子です。

起源については諸説あり、代表的なものはスペイン起源とポルトガル起源があります。

日本のチュロスはまっすぐで長く、表面に砂糖がまぶされているものが多いですが、スペインのチュロスはカーブして長さは短く、表面には何もかかっていないものが一般的です。

甘く濃厚なチョコラテやホットチョコレートに浸して食べる方法はスペインの朝食の定番です。

 

参考:Wikipedia「チュロス」

 

 

③マラサダ(アメリカ・ハワイ)

 

マラサダはイースト菌で発酵させた卵大のパン生地を油で揚げ、グラニュー糖をまぶして作られる、ハワイのロコフードです。

外はカリっとして、中はふわふわの食感で、ほんのりと甘く素朴な味わいです。

伝統的なマラサダには穴も具もありませんが、クリーム等の具を詰めたものもあります。

発祥はポルトガルのマデイラ諸島で、移民としてハワイに渡ったポルトガル人たちが持ち込んだと言われています。

 

参考:Wikipedia「マラサダ」

 

 

④ベルリーナー(ドイツ)

 

ベルリーナーは甘いイースト入りパン生地を油で揚げ、中にマーマレードやジャムのフィリングを詰めたドイツのパン菓子です。

英語圏の国ではベルリナーはジェリードーナツ(jelly doughnuts)として知られていて、通常はジャムを詰めたものを言います。

ドイツの中でも、ベルリン、ブランデンブルク、ザクセンの住人はベルリナーではなく、プファンクーヘン(ドイツ語で「パンケーキ」)と呼びます。

南ドイツとオーストリアの一部ではクラップフェンと呼んだり、それ以外のオーストリアではクルーラーと呼んだり、様々な呼び方があるようです。

 

参考:Wikipedia「ベルリーナー」

 

 

⑤ベニエ(フランス)

 

ベニエとは、フランス語で「揚げた生地」を意味する言葉で、果物を詰めた生地を油で揚げたペストリーの総称として呼ばれています。

メープルシロップや果物を詰めたものは、オードブルや副菜としても人気があります。

ベニエはシュー皮生地を揚げたものと、出芽酵母で膨らませたパン生地を揚げた2種類のペストリーのタイプがあります。

ドイツ西部では果物の入ったものをベニエと呼び、入っていないものをクラップフェンと呼ぶこともあり、ベルリーナーとベニエは同義と考える地域もあるようです。

 

参考:Wikipedi「ベニエ」

 

 

⑥ポンチキ(ポーランド)

 

ポンチキは、平たい球形にした生地の中にコンフィチュールあるいはその他の甘いフィリングを詰めて揚げた、ポーランドの国民食です。

ベルリーナーと一見よく似ていますが、ポンチキの場合は鶏卵、油脂、砂糖、牛乳などを加えたリッチな生地を使用するため味や食感がベルリーナーとは大きく異なります。

ただ、16世紀頃のポンチキとベルリーナーに明確な違いはありませんでした。18世紀頃にフランスの料理人によってより軽く、よりふわふわモチモチした生地へと改良され、今のポンチキとして定着していきました。

 

参考:Wikipedia「ポンチキ」

 

 

まとめ

見た目はよく似ているドーナツが多かったですが、発祥した国によって生地やフィリングなど様々な特徴がありますね。

日本でも各国のドーナツが食べられるカフェやレストランがあるので、ぜひ自分好みのドーナツを探してみてくださいね。

 

公開日:2024年8月23日

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