カフェに行った時にコーヒーやエスプレッソを飲む人は多いと思います。
コーヒーはもちろんコーヒー豆から出来ていますが、エスプレッソもコーヒーと同じコーヒー豆から出来ています。
今回はコーヒーとエスプレッソの違いをご説明します。
ドリップコーヒーの作り方は10種類以上
コーヒーの作り方は、コーヒーフィルターと言われる紙や布の上に細かく挽いたコーヒー豆をセットして、お湯を注いで作ります。
自然の浸透圧で抽出する『ドリップコーヒー』が一般的で、カフェなどの飲食店はもちろん、自宅でコーヒーを楽しむ場合もドリップコーヒーを淹れる方は多いのではないでしょうか。
最も一般的な抽出方法である「ペーパードリップ」の他に、「ネルドリップ」という布でドリップする方法もあります。
ドリップ以外にも「サイフォン」や「フレンチプレス」など特殊な器具を使用した抽出方法もあります。
他にもコーヒーメーカーやインスタントコーヒーなどでもコーヒーを楽しむことができます。
エスプレッソもコーヒーの一種です
エスプレッソは専用のエスプレッソマシンでコーヒー豆を細かく挽いた粉末に、高い圧力をかけて短時間で抽出します。
一般的なコーヒー(ドリップコーヒー)とは抽出方法が違うだけでエスプレッソもコーヒーの一種です。
ドリップコーヒーのようにお湯を注いでゆっくりと抽出するのではなく、圧力によってコーヒーの成分を多くお湯に染み出させるため、濃厚な味わいと風味、香りが得られます。
また、抽出時間が短いため雑味が出にくく、コーヒー本来の旨味や酸味や苦味のバランスが良く、コク深い味わいが楽しめます。
コーヒーと比べて苦味は強いですが、その量に対してのカフェイン量は少なめといわれています。
抽出したエスプレッソをお湯や水で希釈したものを「アメリカーノ」と言い、ドリップコーヒーと似た味わいと飲み心地ですが、コーヒーの深みや風味がドリップコーヒーより感じられると近年人気です。
ちなみに、コーヒーは10gの豆から約150~160㏄抽出されるのに対して、エスプレッソは10gの豆で約25㏄しか抽出されません。
コーヒーやエスプレッソにぴったりのスイーツ
〇マフィン、クッキー
シンプルで素朴な味のマフィンにはどんなコーヒーも合いますが、モカなどの華やかな香りのコーヒーとぜひ合わせてみてください。
他にもブルーマウンテンやキリマンジャロなど全体のバランスがまとまっているコーヒーもおすすめです。
〇チーズケーキ
濃厚でコクのあるベイクドチーズケーキはマンデリンなどの酸味が少なくて苦みを感じられる重めのコーヒーとの相性が良いです。
フレッシュなレアチーズケーキにはコスタリカなどの酸味のあるコーヒーがおすすめ。
北欧ではカフェオストと呼ばれる、コーヒーにチーズを浸す食べ方があるほどチーズとコーヒーとの相性は抜群です。
〇チョコレート
チョコレートの味や種類もコーヒーと同じく多種多様ありますが、同系統の味わいのコーヒー豆でエスプレッソを淹れると良いでしょう。
基本的にはグアテマラやコロンビアのような種類で、濃厚なエスプレッソと濃厚なチョコレートの甘みは相性ぴったりです。
〇プリン、シュークリーム
プリンやシュークリームにはブラジルの軽快な香りとバランスの良い酸味がぴったりです。
バニラビーンズが香るカスタードクリームを使用したスイーツには、コロンビアのナッツのような風味とまろやかな味わいも合います。ナッツのニュアンスは栗やきなこなどの和菓子にもおすすめ。
まとめ
コーヒーは産地、煎り方、挽き方、抽出方法などを組み合わせることでその味の違いは無限になります。
ぜひ組み合わせてお気に入りのコーヒーを見つけてみてはいかがでしょうか?
スイーツペアリングやフードペアリングでは、自分の気分やシーンに合うコーヒーとのコンビネーションを探してみてくださいね。
公開日:2024年8月14日