突然ですが「パウンドケーキ」、美味しいですよね。
最近パウンドケーキ専門店なども出てきて人気の高い焼菓子ですが、ところでパウンドケーキの「パウンド」とは何のことか知っていますか?
今回はパウンドケーキの名前の由来と、作り方のご紹介をします。
パウンドケーキの由来
パウンドケーキはイギリス発祥で、材料の小麦粉・バター・卵・砂糖を1ポンド(pound)ずつ使うことから、パウンドケーキという名前になったと言われています。
1ポンド約454gなので、1kg以上の材料を使って作られていた大きなケーキだったようですね。
18世紀頃、当時は結婚式などの特別なケーキとしてパウンドケーキが食べられていましたが、20世紀になり様々な種類の焼菓子やケーキが出てきたことで日常的に食べられるお菓子として定着していったようです。
パウンドケーキの作り方
小麦粉・バター・卵・砂糖、4つの材料がメインのパウンドケーキですが、作り方は様々あって3~5種類もあるんです。その代表的な3種類の製法をご紹介します。
フラワーバッター法
①クリーム状のバターと粉類を合わせて泡立てる
②砂糖を数回に分けて加え合わせる
③全卵を数回に分けて加え合わせる
④型に流しいれ焼成する
フラワーバッター法は生地を乳化させる必要がないので初心者でも失敗の少ない製法です。しっとりとした食感に焼き上がります。
シュガーバッター法
①クリーム状のバターに砂糖を加えて白っぽくなるまでよく泡立てる
②全卵を数回に分けて加え合わせる
③粉類を加え合わせる
④型に流しいれ焼成する
シュガーバッター法はパウンドケーキの一番基本的な製法です。ずっしりと食べ応えのある食感になります。
ジェノワーズ法
①全卵に砂糖を加えて湯煎で温めてミキサーでリュバン状になるまでよく泡立てる
②粉類を2回に分けて加え合わせる
③バターを溶かし②の生地の一部と合わせてしっかりと乳化させる
④③を全て②に加えてさっくりと混ぜ合わせる
⑤型に流しいれ焼成する
ジェノワーズ法はふんわりと軽い食感に焼き上がります。同じ量の材料でもジェノワーズ法は一回り大きく膨らみます。
製法による味の違い
同じ材料を使用していても製法によって食感や風味が変わるのと同じで、味も違った印象を受けます。
フラワーバッター法はあっさりとした甘みなのに対し、シュガーバッター法は甘みが強く味も濃厚で、ジェノワーズ法はバターの風味が強く感じられます(個人の感想です)。
カフェやコンビニなど、パウンドケーキを販売しているお店はたくさんありますが、製法の違いによる味の違いを感じながら食べてみると新しい発見があるかもしれないですね。
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公開日:2024年6月21日
最終更新日:2024年9月11日