仕入れたお菓子やスイーツを販売する時に、どうやって販売価格を決めたらいいか悩んでいませんか?
感覚で決めている、または他店舗の価格を参考にして決めている、というお店も多いのではないでしょうか?ぜひこの記事を参考にして適正な販売価格を設定してみてください。
方法その① 仕入原価から販売価格を決める
仕入原価(他社から商品を仕入れた際の価格)を把握し、そこに利益を上乗せして販売価格を決める方法です。
例えば原価が200円だった場合、300円で販売すれば100円の利益が出るという計算になります。
但し、販売する際に発生した人件費や設備費なども【原価】に該当するので、この方法で販売価格を決める場合は考慮した利益設定が必要となるので注意が必要です。
方法その② 利益率から販売価格を決める
原価を計算したあとに、利益率を何%出すかによって販売価格を決める方法です。
計算式は【原価(仕入原価)÷(1−利益率)=販売価格】になります。
例えば原価が200円で50%の利益率にしたい場合は200÷(1-0.5)=400円で販売するという計算になります。
方法その③ 掛け率から販売価格を決める
業界ごとに一般的とされる掛け率があり、その掛け率を適用して販売価格を決める方法です。
飲食業界では、材料から製造する場合は【約3掛け】で、仕入れた商品をそのまま販売する場合は【約7掛け】という掛け率が目安となっています。
例えば1個200円の焼成されたマフィンを仕入れて、仕入れた状態のままで販売する場合【7掛け】を適用するので、計算式は 200 ÷ 0.7 =285.71円となり、285円もしくは286円で販売するという計算になります。
まずは原価を出してみましょう
いずれの方法で設定するにも、まずは商品1個あたりの原価を把握することが重要です。
原価を明確にした上で「利益率」や「掛け率」から適正な販売価格を設定していく方法がおすすめです。
そして、計算式の通りに販売価格を設定したら、実際販売を始める前に再度考えてみていただきたい事があります。
それは一番最初に述べた「感覚」や「他店舗を参考にすること」です。
この商品はこの価格で高く感じないか、安く感じないか。他のメニューとのバランスや店舗の立地や雰囲気が価格と合っているのか・・・お客様の立場になって考える事も大切です。
販売価格の設定はお店の売上に関わる重要な作業ですので、総合的に判断して価格を設定することをおすすめします。
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公開日:2024年5月31日