クッキー、ビスケット、サブレ。いずれも美味しい焼菓子で食べた事があるという人が多いと思いますが、どれも同じような見た目をしていますよね。
今回はこの3つの違いを紹介したいと思います。
クッキー
クッキーは主にアメリカから伝わってきた焼き菓子で、小麦粉や卵、バターや牛乳などを混ぜた生地をオーブンで焼いて作ります。
元々はオランダ語の「小さなお菓子」を意味する「koekje(クーキェ/クオキエ)」が語源とされています。
日本では1971年に一般社団法人 全国ビスケット協会がクッキーとビスケットを区別するための明確な基準を設けました。
クッキーの定義
・糖分及び脂肪分の合計が、全体の40%以上のもの
・手作り風の外見を有するもの
・乳製品や卵、はちみつなどを使用し、特徴をつけて風味よく焼き上げたもの
以上の条件を満たさないものは「ビスケット」に分類されます。
クッキーは砂糖や油脂が多くて水分は控えめなため、サクサクまたはほろほろした軽い食感が特徴です。
ビスケット
ビスケットは「2度焼かれたもの」を意味するラテン語の「bis coctus(ビス・コウトゥス)」からその名が付けられました。
イギリスから伝わり、古代から航海や遠征のための保存食として2度焼いて日持ちをよくしたパンを持参していたのが起源とされています。
もともと、ビスケットは小麦粉・砂糖・油脂・乳製品などから作られる「焼き菓子の総称」として用いられてきた呼び方です。全国ビスケット協会による日本でのビスケットの定義は「糖分と脂肪分が全体の40%未満のもの」を言います。
クッキーと比較するとしっかりと成形された見た目で、砂糖や油脂が控えめです。クッキーに比べて生地の水分量が多いため、カリっとした食感に焼き上がります。
サブレ
サブレの名称には様々な説があります。発祥地とされるサブレという町の名前が由来という説や、サブレ侯爵夫人のレシピが人気になり世界に広まったという説。また「砂」を意味するフランス語「sable(サブル)」に由来した説などがあります。
サブレは、クッキー、ビスケットに比べてバターなどの油脂の量が多いのが特徴です。
クッキーやビスケットは小麦粉が多く使用されますが、サブレはショートニングやバターの使用量が多く、ベーキングパウダーは使われないのが一般的です。バターと薄力粉の割合は、ほぼ1:1で、バターの風味が強いのが特徴です。
食感もザクっ、ホロっとしていて、クッキーに比べてサブレは歯ごたえを感じられるものが多い印象です。
以上がクッキー・サブレ・ビスケットの違いについてでした。
似ているようでしっかりと定義分けされているんですね。
参考サイト:一般社団法人 全国ビスケット協会 https://www.biscuit.or.jp/top.html
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公開日:2024年5月16日